「日本脳炎」って、本当に怖い病気?

「最近聞かない病気なのに、なぜワクチンが必要なの?」
そう思われる方も多いかもしれません。

ですが、日本脳炎は
“かかると命や人生に大きく関わる病気”です。

■ 「日本脳炎」とは?

日本脳炎は、人から人へ直接うつる病気ではありません。

ウイルスを持った「豚」の血を吸った蚊(コガタアカイエカ)が、 次に人を刺すことで感染します。

🐖 豚 → 🦟 蚊 → 👦 人

つまり、蚊がいる日本国内でも、感染する可能性は今も残っているのです。

■ 本当に怖いのは「脳炎」

感染しても軽く済む人はいますが、 一部の人は「脳炎」を起こし、非常に重い状態になります。

⚠ 発症すると…

  • 約20〜30%が死亡
  • 助かっても約半数に後遺症

後遺症として、

  • 手足の麻痺
  • けいれん
  • 知能障害
  • 言葉や運動の障害

などが、一生残ることがあります。

💊 しかも、日本脳炎には「ウイルスを治す特効薬」がありません。
病院でできるのは、熱や苦しさを和らげる治療だけです。

■ 「今は流行っていないから大丈夫」ではありません

現在、日本脳炎の患者さんは年間数人程度まで減っています。

しかしこれは、みんながワクチンを打って免疫を持っているからです。

🐖 実際には今も、日本国内の豚から日本脳炎ウイルスが毎年見つかっています。

つまり、ウイルス自体は今も日本に存在しています。

もし「もう流行っていないから」とワクチンをやめてしまえば、 再び大きな流行が起こる可能性があります。

■ 海外では今も流行しています

東南アジアなどでは、現在でも日本脳炎が流行しています。

将来、海外旅行や留学に行く際にも、 日本でしっかりワクチンを受けておくことが大切です。

■ 日本脳炎ワクチンの接種スケジュール

日本脳炎ワクチンは、合計4回接種することで、長く続く免疫を作ります。

【1期初回】

  • 1回目・2回目
  • 通常3歳ごろ

【1期追加】

  • 3回目
  • 初回から約1年後(4歳ごろ)

【2期】

  • 4回目
  • 9〜12歳で接種
⚠ 特に多いのが「4回目(2期)の打ち忘れ」です。
小学校高学年で案内が来ますが、忙しくて忘れてしまう方が少なくありません。

ワクチンで防げる病気です

「かからないため」ではなく、
“かかった時に後悔しないため”のワクチンです。

接種スケジュールが分からない場合も、
お気軽にご相談ください。

※診察予約は当日0時〜受付 / 予防接種予約は24時間受付中